秘密の同居生活《青》

ep22 ページ22

誤解？勘違い？も無事解決して


学校では課外学習のため1泊2日の
キャンプに行くことになった


男女混合の4人1組でグループを
組むことになった
まず仲良しのペアを自分で選ぶ

みき「もちろん私と組むよね？」

『当たり前じゃん♪』


ペアができると、あとはくじ引きで先生が
男子と女子を組み合わせる


深「Aちゃんと一緒になりますように！」

隣で深澤くんが祈ってる。笑
深澤くんは翔太とペアを組んだみたい


先生「えー、深澤ペアはAペアと」

深「よっしゃーー！！！」


深澤くんの声と共に
教室内の女子たちの残念そうな声が聞こえる

そうだよね。みんな翔太とペア組みたかったよね
なんだか胸がズキンとした


深「Aちゃん。これってもう運命だよね？」


『はいはいそうですね。笑』


深「もー！俺本気で言ってるからね？」


渡「おい、今からグループで話し合いだってよ」


気づいたら翔太が近づいてきていた


『しょ…渡辺くん、よろしくね。』


深「しょ？」


間違えて学校で翔太と呼びそうになって焦る
すかさず気づいた深澤くんが
怪しい目でこっちを見てきた


渡「ほらふっか、早く終わらせて部活行くぞ」


深「おー、そうだな！」


翔太が気をそらしてくれたおかげで
なんとかバレずにすんだ


チラッと翔太をみると
おいおいと言う顔でこっちを見てる
ごめんと手でジェスチャーすると
ふっと笑ってくれた




家に帰ると


渡「お前いつかボロが出るぞ。笑」


『ほんっとにごめん！思わず翔太って呼びそうになったよ』


渡「まぁ俺は学校でも普通にしていいと思ってるけど。

一緒に住んでることがバレなきゃ問題ないだろ」


まぁたしかに、必要以上に避けなくても
普通に話すくらい変に思われることはないか
なんか翔太に言われて心が少し軽くなった

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