ep23 ページ23
今日から課外学習で
バスに乗って現地まで行く
私はみきと一緒に座り
色々話して盛り上がっていると
後ろの席の女の子の声が聞こえてきた
女子「まり今日の夜本当に渡辺くん呼び出すの？」
まり「うん。頑張って伝えてくる」
女子「まりなら絶対上手くいくよ！頑張ってね！」
まりちゃん翔太に告白するのかな…
みき「今の聞こえた！？渡辺に告るって！」
みきがひそひそ声で話しかけてきた
『…うん。』
自分でもびっくりするくらい
なぜかショックを受けてる
翔太に彼女ができる…
そうなればもう一緒に住むことはできないよね
彼女に悪いし申し訳ない
でもそんなのやだな
まだ一緒にいたい
自分の中でだんだん翔太の存在が
大きくなっていることに気づいた
みき「A？どうした？」
みきが心配そうに声をかけてくる
『あっ！ううん、何でもないよ！』
笑顔で言ったけどちゃんと笑えてたかな？
同居のことは誰にも内緒だから
みきに相談することもできない
誰にも話聞いてもらえないのって辛いな
みき「A、何かあるならいつでも相談してよ。何年の仲だと思ってるの？私はいつでもAの味方だからね。」
そんなことを言われると泣けてくる
『うわーん。みきありがとう！話せる時が来たら聞いてね。』
みき「うん、わかったよ」
バスは現地に着きグループでまとまる
先生「今から晩ご飯のカレーライスを各グループで作ってください。火も自分達でおこすんだぞー！」
深「よし！Aちゃん、みきちゃん頑張ろう！」
深「とりあえず材料取りに行かないとな。みきちゃん、一緒に行こうか」
2人はカレーの材料を取りに行ってしまった
翔太と2人残されて
どうしようと考えていると
渡「とりあえず、火おこししてみる？」
『うん、そうだね。』
渡「って言ってもやったことないからできるか分からないけど…」
なんて言いながら翔太が腕まくりすると
少し離れたところから女子たちの騒ぐ声
腕まくりされた腕は細いのに
しっかり筋肉がついている
口数多くはないけど優しいところもあるし
横顔かっこいいな…
渡「俺の顔に穴があきそうなんですけど」
『えっ！？あ！ごめん、見惚れてた』
思わずそう口にすると
翔太は顔を赤くして私に背を向けてしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 応援してくださってありがとうございます！続編も頑張って書きます♪ (2022年10月4日 17時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - かのさん» 楽しみにしてくださってありがとうございます！続編も是非読んでもらえたらと思います(^^) (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - ともさん» ありがとうございます！続編書くことにしました^ ^ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてました！続編希望です！ (2022年10月4日 14時) (レス) @page50 id: bd02f04d72 (このIDを非表示/違反報告)
かの - 凄く面白くて毎日ドキドキしながら見てました！🥰 続編読んでみたい… (2022年10月3日 23時) (レス) @page50 id: b976de92db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年9月28日 20時
