15:魅力でいっぱいの子。 ページ15
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「まんまーー」
「・・・え?宏斗今なんて?」
「まんまーーーまんまー」
「それってママのこと?」
突然の、宏斗の言葉に
嬉しすぎて飛び跳ねそうになった
どうしよう、早く誰かに伝えたい
そうだ!里奈に電話!!!
「ねえ!里奈!!」
『どうしたの?何かあった?』
「宏斗がね!宏斗が、私の事
まんまって言ったの」
『えー!おめでとう!
なんか私も宏斗に会いたくなってきたなあ
あ、そうだ夕方そっち行っていい?
一緒にご飯食べようよ!』
「うん!待ってる!」
「宏斗〜〜里奈が来てくれるって!!」
電話を終えたあと、
ぎゅうっと宏斗を抱きしめたら
宏斗は ニコッとした
本当によくニコニコしてくれるんだよね。
しかもその笑顔はたまらなく可愛い
いつもニコニコしてるのは
たぶん、宏光譲りかな。
宏光みたいに、沢山の人に好かれる魅力でいっぱいの子になって欲しいな。
だんだん成長するにつれて、
顔ももっと宏光に似ていくのかな・・・
瓜二つだったらどうしよう。
いやもちろんそれは可愛くて仕方ないけど
いつまでも宏光との思い出を
引きずりそうな気もする
全ては時間が解決してくれるのかな。
今の私には想像つかないけど・・・。
この先、宏光が私の知らない誰かと
結婚とかしたら
私どうなっちゃうんだろう
ちゃんと、幸せを願えるのかな
それとも・・・、
抜け出せないループにハマって、
里奈が来るまでそんな事をずっと考えてた
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むむそ(プロフ) - 難しいお話かもしれませんがとっても好きなお話です…!更新楽しみにしております…!! (2023年4月7日 21時) (レス) @page21 id: 4e14cc707d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴの。 | 作成日時:2022年12月24日 6時