【銀魂】甘党教師と秘密の関係を。4

97　[先生と生徒。] ページ7

A「…あのですねっ！
…ホッ……ホールに戻りませんかっ！？」


慌てて何かを言おうと必死になるA


銀八はそんなAをただただ見つめるだけ


A「そんなに…見ないでっ」


銀八から顔を逸らすと小さく呟く


銀八はAの顔に手を伸ばし頬を優しくなぞるように撫でた。


まるで、われものを扱うように。




愛しそうに。




Aは目を瞬かせて銀八の方を見る






・






・






銀八「先生が生徒を好きになっちゃ駄目？」


銀八の口から零れたその言葉は切なそうな声。


A「へ…？」






銀八「義務で縛られた関係？」






A「…………」


Aは眉を寄せて銀八をジッと見つめる






銀八「ずっと…こんな想い。抱えなきゃいけねェの…？」






ベッドのシーツをギュッと握り変形するシーツ。


眼鏡をかけてない銀八の表情は


いつもより分かりやすいものだ




A「……先生は…好きな人…いるんですか？」




小さく絞り出されたその声に銀八は目を細めた

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