【銀魂】甘党教師と秘密の関係を。4

116　[君への罰ゲーム。] ページ26

A「今から目を逸らしたりしたら…」

土方は唾をゴクリ…と飲んだ






・






A「私にジュース一本買ってね！」

小さな罰ゲームに土方はプククッと笑った

A「え？！なんで笑うのっ」

土方「もっとすげー罰ゲームかと思った」

口元を緩めて笑う土方。

A「とにかく、やるぞ、オラァ！」

笑われた事が悔しくてAは勢いで始める

A「せーのっ！」


土方の目をじっ…と見つめるA。

こういうのは得意…らしい本人談だが。


暖かな風が二人の間に流れていく

土方の瞳孔が徐々に狭まっていく


Aはそんな事を観察しながらただじっとみつめていた

土方はというと、懸命に恥ずかしさから耐えていた

が、慣れてしまえば此方のもんだ。


行動に移す土方。


グッとAの顔に近付く

Aは目を丸くして逸らせないので目を揺らがした

土方はキスする勢いでAに近づく



つか…キス…するんじゃね？←


唇が触れるか触れないぐらいのところでAは顔を逸らした


A「土方君。ズルいぞ、なんだっ！その作戦はっ！」

ビシッと土方の方に指の先を向けると目を細めた

土方はフッ…といつものようにクールに笑う

土方「作戦もくそもねーだろ。
勝てばよかろうなのだ。」←

A「…うん、そうね。」

納得をしてしまったAは深く頷いた

土方「で、お前が負けたら俺に何してくれんだ？」

土方は腕を組むとAの方を見ずに問う

うーむ…と考えるAは眉を寄せて必死に頭を回転させる。



土方「A。」

ふいに名前を呼ばれて土方の方に顔を向けるA。


あたたかな感触。


今何が起きているのか理解するのに


そう時間はかからなかった。


Aの唇からゆっくりと離れていく土方の唇。


Aは思考停止状態になっている






・






土方「罰ゲーム、な。」



そう呟くと土方はベンチから腰をあげて建物に戻って行った

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