【銀魂】甘党教師と秘密の関係を。4

113　[優しさ] ページ23

銀八「許してっ」

A「いやです。」

ツンッと銀八から顔を逸らす

銀八はキョトンとAを見ると口を開いた

銀八「Aってさ…ツンデレ？」

A「違います！」

銀八「あら、そう。」

勢いよく否定したAを目を丸くして見た


A「……クシュッ…。」

銀八「…………え、くしゃみ？」

Aは小さく頷いた

銀八「可愛っ！」

A「くしゃみに可愛いとかあるんですか！？」

銀八「うん。」

即答する銀八をAは暫く見てから顔を逸らした

銀八「そのパーカー脱いでこれ着とけ」

銀八は自分の上着をAに渡す

A「先生のが濡れますよ？」

銀八「気にすんな、ほれ。」

銀八はAのパーカーを脱がすと自分の上着をかけた

A「…あっ…ありがとうございます…」

小さく会釈すると体育座りをした

銀八「ん。」

短く返すと銀八は眼鏡をかけた。


そこへタタタタッと誰かが走って来た




神楽「もうそろそろ昼御飯の時間ヨ！」

ワクワクとしながら言う神楽はテンションが上がる

猿飛「先生、ほどいてください」

グルグル巻きの鎖。

何故そうなった…

銀八「自分で巻けたんだから自分でほどけ」

冷たく言い放つ銀八に猿飛は興奮していた←


皆海から上がると更衣室へ戻って行く


A「先生、このパーカー…」

銀八「着てていいから。」



ヒラリと手を振ると銀八も更衣室へ向かったのだった

114　[嫌な予感は意外にも的中するもの]→←112　[水は苦手というか…嫌いだ]

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