【銀魂】甘党教師と秘密の関係を。4

91　[分かっていても] ページ1

〜前回のあらすじ〜
修学旅行の大イベント。

皆思い思いのドレスに着替えて

男性陣が来るのを待つ。

ホールの仕切りが開かれおでましとなる

そしてAの背後から聞き覚えのある声が…


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



？「すげー似合ってまさァ…」

小さく囁かれる声は低い低音。

Aの体に響き渡りゾクゾクッとなる。

A「……総…悟？」

クスリと笑う声が聞こえると
Aの腰に沖田の手がまわってきた

至近距離のお互いの顔。

沖田「いつもとは別人ですねィ」

口角を上げてはニタリと笑う沖田

A「あっ……うん、ありがとう」

沖田「こんな可愛い奴誰もほっとかないねィ？」

Aと手をギュッと手を繋ぐとステップを踏む

コツコツとヒールの高い良い音が床に響く

ゆったりと流れる音楽に合わせてのステップ

沖田「前にも言いやしたが…
俺はアンタが好きでさァ……。」

ステップを踏み髪の毛が揺れるなか再び告げられる想い。

A「…うん…ありがとう…。」

Aは目を細めては口元を緩めた

沖田「Aの答えを聞かせてくだせェ…」




眉を寄せてAの顔をジッと見つめる



Aは足を止め、手をほどいた



眉を下げて沖田はAを見つめ続けた




A「……ごめんね。」




その答えに沖田は苦笑いを浮かべた

沖田「分かってやした。そう言うって」

A「……へ？」


沖田「好きな野郎が他にいるんだろィ？」


無言で頷くA。

沖田「…そうだよなっ…、所詮は姉弟の関係だしな」



悔しそうに下唇を噛むとうつ向いた

92　[叶わない]→

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