酔っ払い反省会 ページ35
「だいきのけーち」
「何とでも言え送るのは俺やぞ」
「うつわちいさいおとこはもてない」
「ほぉん」
「ぽいんとつくかでんやさんでしかかいものしないし」
「家電ポイントめっちゃ貯まんねんもん」
「ちいさいころいえのきんじょでまいごなったし」
「ん？」
「ちゅうがくまでおかあさんといっしょにねて」
「だぁー！もうええから！論点おかしいやろ喧嘩売ってんのか！」
「びじねすひょうきん」
「アァ！？それただの悪口やろ！」
「はい喧嘩しなーい！笑」
そう言いつつも笑いを堪えきれてない流星の方を見ると
流星は一瞬で真顔になった
「…帰りますか」
「おぉ。せやな」
「…お会計立て替えときます」
「おぉ。せやな」
「…はい」
流星は逃げるようにレジへ向かった
今回ばかりは許せない部分もある。
そう思った俺はAを家に送りソファーで寝て
次の日の朝それを持ち出すことにした
けど。
「あの…お目覚めでしょうか…」
次の日の朝起きると床には正座し
気難しい面持ちのAがおった
「お目覚めやけど」
「そのですね」
「おぉ」
「昨日の記憶が全くございません…」
「…なるほど」
「流星くんに聞いた所大毅に謝った方がいいらしいのですが」
「全く覚えてないと」
「…ごめんなさい。何言ったか分からないけど
きっとやさぐれ者のでまかせです」
「まぁ…ええけど」
あまりにも背中を丸め反省しとったから
その時は思わず許してしまったのでした
*
-Aside-
「…みたいなパターンもある。
私は謝ったこと以外記憶ないから流星くんの方が知ってると思うけど」
「あったなーそれ笑」
当時のことを思い出しんふんふ笑う流星くん
「ほぇー、じゃあAちゃんにしては珍しく
訳も分からんと謝ったんや？笑」
「なかなか痛い所突きますね濱ちゃん先輩…」
「じゃあ逆に重岡先輩を謝らせたことはあるんすか？」
丁寧にケーキの周りのフィルムを折り畳む小瀧くんに聞かれた
「ある！結婚前、同棲し始めてからの話なんだけど…」
*
「ハァ？お前今何て？」
「だから言ったじゃん、涼介とご飯行ってくるって」
「んなん聞こえてるに決まっとるやろ！」
「じゃあ何で何回も言わせるの！」
あの時も小さな言い合いから始まった
「終電には帰ってくるから」
「当たり前のコンコンチキや」
「お迎えとか絶対いらないからね」
「するかボケ」
「言ったね！いってきますから！」
「勝手に行っとけバァーカ！」
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てでぃー(プロフ) - 涼子さん» こんにちは！もう本当すみません勝手な作者で...お詫びしてもしきれないです。これからもペースは乱れるかもしれませんが最後までお届けするのでよかったらお付き合いください！ (2019年11月1日 2時) (
レス) id: c63a04b9f2 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - こんにちは。初コメ失礼いたします！てでぃーさんのお話、めっちゃ待ってました！更新楽しみに待ってます♪ (2019年10月28日 14時) (レス) id: 1a62da02fe (このIDを非表示/違反報告)
てでぃー(プロフ) - お腹がぐーさん» 私情だけでここまでお待たせして本当にごめんなさい。私のことまでお気遣い頂きありがとうございます...！長い謝罪文まで読んで頂いて...感謝で一杯です。ここからは最後まで駆け抜けるので楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年10月13日 16時) (レス) id: c63a04b9f2 (このIDを非表示/違反報告)
お腹がぐー(プロフ) - お帰りなさいです！！ずっと待ってました！って言ったらご負担になるかもしれませんが、更新楽しみにしてました！48話までお疲れ様です！ご自身の負担にならないようてでぃーさんのペースで頑張ってくださいね！！ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ca69037cc0 (このIDを非表示/違反報告)
てでぃー(プロフ) - お酢んさん» 返信大変遅くなってしまい申し訳ございません...作者の幸せまでも祈ってくださる素敵な読者さん、私なんかには勿体ないくらいです。ありがとうございます！更新頻度の関係で少しどころか大分かかってしまいそうですが気長に待ってやって頂けると嬉しいです。 (2019年6月24日 12時) (レス) id: 33d243e6e7 (このIDを非表示/違反報告)
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