大爆発 ページ31
「だからちゃんと説明してくれへん？何で怒っとるか」
こんな後付けの言葉なんて一切無意味
「本当大毅のこういう所嫌い」
「はぁ？俺何も」
「何もしてない！へぇー！」
「言うとくけど何回聞いても教えてくれへん
お前の方がタチ悪いんちゃうか」
「あっそう！じゃあ私のせいなの！」
「んなこと言うてへんやんけ！何なん自分」
「私にはそういう風にしか聞こえない」
「じゃあそーゆーことでええよ、俺はお前が悪いと思う」
「な…！」
何だこれ。何で私が責められてるんだ？
こんなに毎日仕事しながら家事も子育ても回してる私が
年上の美人な先輩と毎日いちゃついてるこいつに？
1周回って冷静になってきた私は
「あっそう。どうもすいませんでした」
そう吐き捨てて玄関へ行き
日花里を連れさっさと家を出た
「あーーーーーもう無理！！！」
その日のお昼
やっとの思いでオフィスから出て食堂に辿り着いた私は
ようやく息を吸えるようになりテーブルに突っ伏した
「お、Aちゃんやん」
「お疲れーおれめっちゃ腹減ってんけど笑」
「今日何にしよっかなぁー」
他部署は少し早めに一区切りついたのか
中間先輩、流星くん、神ちゃんの3人が私の元へ
「あれ？どしたんA」
それに気づき顔を上げたはいいけど
あまりに顔が死んでいたのか神ちゃんにそう聞かれる
「べつに…」
「や、んふ、全然べつにーな顔してへんで笑」
「あれか、子供らが元気すぎて子育てしんどいみたいな？」
「ちが、あ、うーんそういうことにしておいてください…」
流星くんには笑われ中間先輩の勘違いを訂正する気も起きず
ただただ虚ろな目で座っていると
「何や今日はお疲れの日ぃなんかぁー？笑」
今度は濱ちゃん先輩が近づいてきて
糸目を作りながら私の肩に手を置く
「てか仕事中息吸うてた？」
「いや、今ようやく吸えました…」
「めっちゃ力んでるなぁとは思ってんけど
俺もめっちゃ忙しくて声かけられへんかってん。ごめんなぁ？」
「濱ちゃん先輩…」
優しさが染みる…と思っていた矢先
聞き馴染みのありすぎる声がしてとうとうご本人登場
桐山先輩と小瀧くんと楽しそうに喋っている声すら今は聞きたくない
それは本人も同じらしく私を見るなり無表情になった
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てでぃー(プロフ) - 涼子さん» こんにちは！もう本当すみません勝手な作者で...お詫びしてもしきれないです。これからもペースは乱れるかもしれませんが最後までお届けするのでよかったらお付き合いください！ (2019年11月1日 2時) (
レス) id: c63a04b9f2 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - こんにちは。初コメ失礼いたします！てでぃーさんのお話、めっちゃ待ってました！更新楽しみに待ってます♪ (2019年10月28日 14時) (レス) id: 1a62da02fe (このIDを非表示/違反報告)
てでぃー(プロフ) - お腹がぐーさん» 私情だけでここまでお待たせして本当にごめんなさい。私のことまでお気遣い頂きありがとうございます...！長い謝罪文まで読んで頂いて...感謝で一杯です。ここからは最後まで駆け抜けるので楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年10月13日 16時) (レス) id: c63a04b9f2 (このIDを非表示/違反報告)
お腹がぐー(プロフ) - お帰りなさいです！！ずっと待ってました！って言ったらご負担になるかもしれませんが、更新楽しみにしてました！48話までお疲れ様です！ご自身の負担にならないようてでぃーさんのペースで頑張ってくださいね！！ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ca69037cc0 (このIDを非表示/違反報告)
てでぃー(プロフ) - お酢んさん» 返信大変遅くなってしまい申し訳ございません...作者の幸せまでも祈ってくださる素敵な読者さん、私なんかには勿体ないくらいです。ありがとうございます！更新頻度の関係で少しどころか大分かかってしまいそうですが気長に待ってやって頂けると嬉しいです。 (2019年6月24日 12時) (レス) id: 33d243e6e7 (このIDを非表示/違反報告)
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