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*40 ページ48

*降谷




きっとAは梓さんのことが大好きだから、いつもにこにこして話をするのだろう。
実際に、ハロの時もすっごく笑顔でにこにこしてたし。

…ちょっと待て。
よく考えると、Aは大好きな人の前ではにこにこしているということだよな?
じゃあ、俺の前では?
喜怒哀楽はきちんと顔に出ているけれど、梓さんやハロと話すときほどにこにこしてない。
え?もしかして、Aって俺のこと好きじゃないのか?
いやいや、でもあの時、好きだと言ってくれたし。

「梓さんがそこまで言うなんて、きっとすごくいい人なんですね。会って見たいなぁ」
「Aさんがポアロにいらっしゃるのは日曜日が多いから、もしかしたら今日も来るかも」
「そうなの!?じゃあ、安室さんの好きな人に会えるかもしれないってわけね!!」
「ちょっと園子!まだ安室さんの好きな人って決まったわけじゃ……え?好きな人なんですか?」
「安室さん、顔赤いよ」
「エッ…」

モヤモヤしながらも、梓さんたちの会話が耳に入ってきて、いつのまにか顔が火照っていたらしい。
コナンくんに指摘されて、初めて気がついた。

本当にどうしたんだ俺。
好きな人がバレたくらいで、どうして顔が赤くなってるんだ。
中学生じゃあるまいし。

そう思っても顔の火照りは治らない。
逆に赤くなっていく一方で。

「そう、ですね……。好きです」

口元に手を当てて少し目をそらす。

本当に何してるんだ俺は。
中学生か。
ピュアピュアの中学生か。
違うだろ。29歳の男だろ。

そんな女々しくて子供っぽい自分の反応に嫌気がさした頃、からんからんとポアロの扉を開いたことを知らせるベルが鳴った。
切り替えようと、いつもと同じように笑顔でお客様を迎える。
否、迎えようとした。

「いらっしゃいま…セ……」
「あ!Aさん!いらっしゃいませ!」
『こんにちは』

そこには、今まで話題に上がっていた人物、すなわち、俺の好きな人が立っていた。


To be continued …

挨拶→←*39



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はりねずみ。(プロフ) - ここねさん» きゃー!ありがとうございます!!とても!すごく!本当に嬉しいです!!続編でも面白さとキュンキュンを追求してお話を進めれるように頑張りますね!これからもよろしくお願いします! (5月12日 17時) (レス) id: 2649fb9203 (このIDを非表示/違反報告)
ここね(プロフ) - めっっちゃニヤニヤしながら見てますよすぎます…面白いのにキュンキュンしてもう神作者です!これ読んでて現実に戻る瞬間が悲しすぎて泣きそうなぐらい面白いです!!これから続編読みますありがとうございます… (5月3日 23時) (レス) id: 43fbbe1d59 (このIDを非表示/違反報告)
はりねずみ。(プロフ) - 零さん» わああ!ありがとうございます!!やっと続きの続編ができたので、そちらもよろしくお願いしますね。忙しさも少しやわらいできたので、更新のスピードは少し上がると思います。これからもよろしくお願いします! (3月22日 14時) (レス) id: 2649fb9203 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 今まで読んだなかでも一番面白かったです。続きが物凄く気になる…。とはいっても、お忙しいとのことなのでお体に気を付けてご無理をなさらないでくださいね。 (3月12日 15時) (レス) id: 13d51ed0c1 (このIDを非表示/違反報告)
はりねずみ。 - ちりさん» ありがとうございます!とても嬉しいです。最初は赤井さんと昔馴染みにする予定はなかったのですが、作者がどうしても赤井さんと絡ませたくてそのポジションについてもらいました。これからは謎がどんどん明らかになっていくと思うので、お楽しみに! (2月19日 21時) (レス) id: b165df8bdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はりねずみ。 | 作成日時:2018年12月12日 7時

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