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「ふっ笑 絶対に一番やろ笑」
写真フォルダを見ながらふと呟く
最近の望のイベントで撮った写真
俺は安定に一番後ろにおってんけど、ニッコニコの望が俺を指差して投げちゅーしてきたのを思い出す
可愛すぎて自然と"可愛い"って声に漏れてたんやけど、望はそれに気づいたのかプクゥと頬を膨らませて俺を睨んでた
ステージ上におるくせに俺目掛けて濃厚なファンサービスを送る望
付き合う前よりも俺に対する確定ファンサが増えた気がする
「あの頃から両想いやったんかなぁ」
写真を遡っていけばまだ付き合う前の思い出もたくさん出てくる
まだ連絡先を交換する前。繋がることは一生無いと思ってた時のライブの会場前で撮った写真。
それらを見ていると、ずっと望んでた関係に今なれていることがほんまに幸せやと感じる
この頃の夢が叶ったんやと写真で振り返りながら幸せに浸っていると
"ピンポーン"
突然の来客にスマホを閉じて玄関へと向かう
望はオフやって言ってたけど、今日は芸能界の友達と遊びに行ってるはず
やから望のわけないんやけど、望やないとなれば誰？？
宅配便かな？いや、でも何も頼んだ覚えないで？
…なんか嫌な予感
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年7月8日 23時
