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アイドル ページ22
藤井くんに着いて行って到着した場所は水族館
家族連れとか、男女で来てる人が多い中、男2人は恥ずかしかった
でも藤井くんはそんなこと気にしてる様子もなくて、俺の見たいエリアを時間かけてたっぷりと見せてくれた
ロケとかで何度も水族館には行ってるはずやのに隣に好きな人がいるだけでこんなにも楽しみ方って変わるんやね
青「……」
「……！//」
薄暗い中でふと目が合うだけでもドキドキするけど
それ以上に俺の真隣で水槽を眺めてるその横顔に心臓が飛び出そうなくらいドキドキする
綺麗な横顔やな。かっこええな。
なんて、藤井くんの隣にいると、たくさんの人を魅了してドキドキさせて、いつもキャーキャー言われてる側の俺が乙女になってしまう
水族館を出た後もドキドキが止まることはなくて
さりげなく車道側を歩いてくれたり、不意に触れる手に俺はずっとドキドキしてる
そんな俺とは対照的に、藤井くんは手が触れても気にする様子はなくて、ドキドキなんて全くしてなさそう
「天然たらしでずるいなぁ…((ﾎﾞｿｯ」
藤井くんは無自覚胸キュンマシーンやけど、ちょっと悪い言い方すれば天然たらしや
そんなことを思いながら歩いていると藤井くんの足が止まる
青「夜ご飯どうする？」
気が付けばもうそんな時間か
朝からお出かけしてたけど、藤井くんにドキドキしてたせいで時間はあっという間
もう辺りは暗くなってて夜ご飯にちょうどいい時間
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年7月8日 23時
