“好き”の色【テニプリ】

＊解説 ページ26

「意地悪な彼氏」【越前リョーマ】
夢主は3年生設定で、手塚さんと同じクラスです。そして青学テニス部のマネ。
いつものように朝練をしているのに、愛しの彼氏が現れない。
はい、遅刻魔のリョーマですね。
リョーマは手塚さんに見つかったらやばいからと、口止めします。
夢主は彼氏のお願いに断れず、承諾してしまいます。
基本リョーマはSというか、意地悪なかんじなので…。
夢主に意地悪しちゃう、Sな彼氏みたいなかんじです。
もっと文才があれば表現できたんですけど…。

「最後だから」【幸村精市】
夢主と幸村さんは付き合ってます。
一見、幸せな恋人…と、見えますが、そうではありません。
実は幸村さんは、夢主の父から忠告されていたのです。
「娘は重い病気を患っている。余命はあと半年…」と。
つまり夢主は年を越えられないだろう、と宣言されたのです。
持病の事を夢主は知りません。
夢主の父から言わないように口止めされていたのです。
いつものように笑ったり顔を赤らめたりする夢主を見ていて、幸村さんは辛くなります。
それは、「終わり」があるから。
それならば夢主が亡くなってしまう前に別れを告げてしまおう…。
幸村さんが考えて出した結論です。

「ラストソングを貴方に」【丸井ブン太】
夢主はYouTubeで有名な一人の歌手として活動しています。
歌い手さんと似たようなかんじです。
自分で作詞作曲し、自分で演奏して歌う。
作者の想像では、顔を見せずにギターを弾きながら歌っている、というかんじです。
ブン太はその事を知っています。
アップする前にブン太に聴いてもらっているという設定です。
ですが突然、別れを告げられます。
夢主はブン太の気持ちの変化に気づいていたんでしょうね。
そこで夢主は今まで一度も失恋ソングを歌った事がなかったので、今回アップする曲はそれにしよう、と考えます。
自分がブン太にしてあげられた事、ブン太が自分にしてくれた事、自分がブン太にしてあげられなかった事、そして自分の気持ちを全部歌に込めて作詞作曲しました。
これでブン太への想いを忘れられる。…はず。
夢主のブン太への想いは、捨て去る事ができるんでしょうか。


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