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目を開けるて飛び込んで来たのはパソコンの画面。座っている椅子には拘束具が付いていて動くことが出来ない。
あの戦いで血を消耗しすぎた。吸血鬼としての力が足りない。
｢やぁ、起きたかい？｣
画面が明るく光り、映る男の姿。
いつくものチューブが繋がり、身体中傷跡がある人間とは思えないような男。
だが、そんな男の声だけでピリッと空気が張り詰め、動きを封じられたような錯覚を覚える。
｢歓迎が手荒になってしまって申し訳ない。抵抗されたら面倒だからね。君は
幼子を諭すように、声色は優しく、穏やかだ。
しかし、わたし程度どうってことないという圧倒的強者からの目線だった。
｢君はあの子にヒーローになると言ったんだってね。君を救ってくれなかったヒーローを目指すのかい？｣
画面の向こうの男から発せられる言葉のひとつひとつが心を抉る。
｢わたしみたいな人を救いたいって感情かな？ でも、それこそ君みたいな人はそういう助けが嫌なんじゃなかったか？｣
なにか個性をかけられているわけでもないのに、喉からは空気しか漏れてこない。
声が形を成さない。
｢それでもヒーローになろうとしているのは、爆豪くんっていったっけ……彼のためか｣
勝己という単語にビクリと身体が震える。
｢君に不自由は与えない。死柄木弔を
甘い、甘い毒が身体を蝕む。
｢君にはその素質がある｣
全くこっちに気持ちを読ませない、顔と言えるか分からない顔を見る。
｢君なら分かってくれると思ったからこうやって直々に話しているんだ｣
質問にも関わらず、有無を言わせない口調。
断るなんて選択肢は用意してないんだとでも言いたげな言い方。
｢断られるとまた手荒なことをしなくてはいけないんだ。それは出来るだけ避けたい｣
心拍が重なる。2つ、勝己の安全を告げる心拍が。
勝己なら……
｢わたしはなんと言われようとあなたたちの味方にはならない！！！｣
睨みつける。
拘束されて身体は動かせない。
でも、心まで支配されてしまったら勝己に示しがつかない。
｢そうか、出来れば平和的に解決したかったんだが残念だ｣
ガクンと頭が揺れる。
脳が溶ける。
強制的に落とされた意識の中で、大きく重なる心音に溺れている。
ねぇ、勝己……
私はあなたが好きだった
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ぱいん(プロフ) - 飛鳥さん» 読んでいただきありがとうございます！好きになってもらえて本当に嬉しいです。爆豪勝己がエロいのは宇宙の真理。誰もあのエロさには抗えない……！このエロさを伝えるためにわたしは頑張ります。これからも応援よろしくお願いします！ (2017年10月22日 0時) (
レス) id: 5fdd4c56b9 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 妖艶というかなんと言うかもう、、、エロいっすねはい←かっちゃんどうしちゃったのえっ？君そんなにエロかったっけ((いや、爆豪勝己という存在自体エロいんだうんそうだよきっと((ゴホン笑、この作品すんごく私得で好きです！更新頑張ってください、応援しています！！ (2017年10月21日 20時) (レス) id: 463dd458df (このIDを非表示/違反報告)
ぱいん(プロフ) - 螢優さん» 読んでいただきありがとうございます！螢優さんに読んでいただけるとは……嬉しくて口角が緩みっぱなしです(笑)素敵な作品、読ませていただきました！もちろん、お星様は1番右をタッチ！お互いかっちゃん愛で頑張りましょう(≧ω≦) (2017年10月14日 20時) (レス) id: 5fdd4c56b9 (このIDを非表示/違反報告)
螢優(プロフ) - 死にました悶えました腰に来ました夜中に読むものではなかったようだ、と今猛烈に鼻息を荒くしながら公開をしています。最高です。評価の一番右をめちゃ連打してました笑笑 お気に入りに追加もしました、最高すぎます。ほんとに頑張ってください!!応援しています!! (2017年10月14日 1時) (レス) id: 307ecd3167 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいん(プロフ) - ちょこみんとさん» 読んでいただきありがとうございます！わたしはもう、かっちゃんという存在自体にエロさを感じてしまっています(笑）これからも面白いと思っていただけるよう、妄想爆発させて更新頑張ります！ (2017年9月23日 12時) (レス) id: 5fdd4c56b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱいん | 作成日時：2017年9月18日 9時
