【ヘタ鬼】手を繋いで-1-【APH】 (ページ40)

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第四章「銃声」ページ40

バァンッ

イギリス＆中国「！？」

銃声音が一階から響き渡る。

イギリス「この音…」

あの時、あの戦争の時、嫌と言うほどこの音を聴いた。
そう
アメリカの持っている銃の音だ。

中国「美国の銃の音あるか？あいつ発砲しすぎある。」

イギリス「と言うか、何かあったんじゃないのか？」

折角収まろうとしていた嫌な予感が強くなる。

中国「こんな場所であるか？俄羅斯の挑発にでも乗ったんじゃねぇあるか？」

イギリス「しょうがねぇな。あいつら、割と本気でじゃれ合うからなぁ…」

それのせいで戦争に…何て冗談じゃねぇしな。

中国「いや…じゃれてるのとはまた違う気がするある。とにかく、フランスと合流して見に行くよろし」

その言葉に、俺は盛大にため息を吐いた

イギリス「っは～～！しょうがねぇな～！！」

* * *

我は後ろでぶつぶつ文句言ってる英国を無視して、さっきの異臭がする部屋の前に来た。
……法国が来ない。

イギリス「１５分か…」

イギリス「……フランスのやつ、来ないぞ？」

中国「どういう事あるか？二階なんかすぐ見終わるはずある」

法国は「遅刻なんて美しくない！」とかなんとか言ってそうあるから、優雅に待ってるかと思てたある。

イギリス「待つの飽きてとっとと下に行ったんだろ？」

中国「嗚呼、確かにあり得るあるな。確かに飽きる要素はあるね。入れ違いになると面倒あるから、軽く二階の部屋覗いて来るある。お前はここで待ってるよろし！」

イギリス「そうだな。入れ違いになるとまた面倒だ。」

英国は壁に寄りかかる。

中国「それじゃ、ちょっと行って来るある！」

イギリス「気をつけろよ。」

中国「何千年生きてると思ってあるか！心配無用あへん！」