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フランス「あら。お兄さん一人?じゃあ、上の階調べてきたらまたここで落ち合うって事で」
中国「了解ある。じゃ、二階は任せたあるよ」
イギリス「まあ、30分もありゃ十分だろ。寝てんなよ、フランス」
フランス「任せなさいって〜。じゃ、また後でな」
フランスはヒラヒラと手を振りながら、左側の奥にある部屋を調べようとする。
中国「法国はあっちの部屋から見て回るあるか」
中国は、さっき調べようとした部屋はいいのかとでも言いたそうにする
フランス「そ〜。その部屋やばそうなんだろ?そんなの後後!」
不満気な中国を無視して、フランスは別の部屋へと向かって行く。
俺は、この気味の悪い館から早く帰りたくて、中国に声をかける。
イギリス「早く行こうぜ。アメリカを待たせると色々うるさそうだ」
その様子に気づいた中国は足早に階段を上ろうとする。
中国「お前、顔色も悪いあるな。こことの相性最悪そうある」
俺は、「そうだな」と中国に言う。
イギリス「………これほど「見えない」事を羨ましいと思うとはな…」
ワザとらしく独り言を呟く。
中国「何か言ったあるか?聞こえなかったあへん」
イギリス「なんでもねぇ」
俺は首を横に振る。
* * *
三階へ着くと、俺らはすぐ右にあった部屋を調べた。
そこは、真っ白な空間だった。床もシミ一つついてなくて、真っ白なままで不気味だった。
いくつかある本棚の中には、豊富な種類の本が並んでいた。
イギリス「すっげー本の数だな。日本の方が詳しそうだ」
その言葉をした瞬間中国はため息を吐いた。
中国「……はぁ。日本と一緒に見て回りたかったある」
イギリス「俺だってお前よか日本の方がいいぜ。そういえば、日本から返事は来たか?」
中国「返事?あぁ、メール送ったやつあるか。さっき見たら、圏外だたある」
俺も自分の携帯を確認する、が。
中国の言ったとおり圏外だった。
イギリス「あ、俺もだ。電波悪いのか……。日本も来たがってたら大変だな。早く出ようぜ」
中国「日本が来たがるとは思えねぇある…」
俺と違って日本はそういった類のもん全然信じないしな。
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なずな猫(プロフ) - 作って数日にランキング入りすごいw (2014年8月19日 13時) (レス) id: 6a94e47abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NB | 作成日時:2014年8月8日 18時