【ヘタ鬼】手を繋いで-1-【APH】 (ページ36)

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中国「あーもう、わけわからんある。さっさと中身見て帰るある！聖馬力諾の事は後回しあるよ！同じ連合仲間の事考えったてキリねーある！それにアイツは毎度毎度不思議な行動するあるよ！」

我はむしゃくしゃして声を荒らげた。

フランス「それもそうだな。んじゃ、入るか。」

法国が扉を開けた。

―――

僕、ロシアとアメリカ君とカナダ君は１階に残って玄関先で立ち話をしていた。

残りの中国君達は入るなり、２階の探索を任せろだなんて言って、すぐに階段へ登っちゃった。

ロシア「お化けが出るって噂があるんだよね。だから誰も近寄らない…」

というより、こんな山の中までわざわざ来る必要なんてないよね。

アメリカ「確かに。なんだか薄気味悪い所なんだぞ」

アメリカ君がなんだかソワソワしてる。

カナダ「あれ？珍しいねアメリカ。怖いの？」

そんなアメリカ君の様子を心なしか楽しそうに見ているカナダ君。
アメリカ君は「違うよ！」とハッキリ否定した。

アメリカ「でもなんか……あれ？中国達がいないじゃないか」

ロシア「えーとね～。一階は任せたって言って、さっさと二階に行っちゃったみたい」

アメリカ「フーン。じゃあ俺達は……」

ドンッ

その時、扉から現れたのは―――。

『ニガ…サナイ』

* * *