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ドイツ「よく・・・分からないんだ。とにかく必死で逃げて・・・・・・二人ともはぐれてしまった…らしい。悪いが、整理できるまで少し待ってくれ」

日本「分かりました。私はお二方を探してきます。ドイツさんは少しお休みください」

ドイツ「すまん。あぁ、そうだ。逃げる途中でこれを拾ったんだ。役に立つようなら使ってくれ」

そう言い残して、ドイツさんはまたカーテンの裏に戻った。

渡されたのは「図書館の鍵」

私の中の爺の勘が急に働きました。

脚は自然と1階にあった最初に発見した鍵のかかった扉に止まる。

日本「ここ……ですね」

鍵を回すと、カチャと音がした。

開けると本棚が沢山あり、色んなジャンルの本が並んでいた。

でもそれより私が驚いたのは、この世のものとは思えない化物が私の前を横切ったかと思えば本棚の間に消えてったのだ。

さっきの”何か”にそっくりだ。

日本「!?」

日本「今のは…一体……」

嫌な予感を胸に私は何か手がかりになるものを探す。

すると目に留まったのがダイニングテーブルに置いてあったある、ものだった。

そう日本人なら皆大好きな…

日本「こ、これは!!……普通のおにぎりです!」

食料にありつけた嬉しさも束の間

急に背筋に寒気が走り反射的に前を見ると、化物が走って私に襲いかかってきました。

日本「止む終えない…!」

私は腰につけていた刀を抜き、化物に斬りかかる。

だが、化物にとってはそれ程の痛みではなかったのか、化物は私を見て「コワレロ」と言い放ちました

私は日頃のストレスを発散するように化物に呪いをかけ、怯んだ隙を狙い、一気に攻撃しました。

化物が膝をついたその時、私は走って扉を開けようとするが、なんと鍵が開かなかった。

日本「かっ鍵が……」

日本「そんな……どこかに落としてしまったようです。」

私はさっきよりもスピードが落ちた化物を幸運と思い、鍵を探し出し、扉を開けて、そのまま鍵を掛けました。

日本「……。あれは一体……何だったのでしょうか…」

あんな化物が居るなら、早く…イタリア君達を見つけなくては。

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なずな猫(プロフ) - 作って数日にランキング入りすごいw (2014年8月19日 13時) (レス) id: 6a94e47abe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NB | 作成日時:2014年8月8日 18時

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