プロローグ ページ2
私はある世界で、弟を庇い、死にかけました。
私の目の前で泣く弟に私は「愛してる」と告げ、そこで意識は完全に絶ちました。
私は真っ黒な世界にひとり、佇んでました。
すると闇の中で、大きな灰色の日本流で言うなら鬼に会いました。
怖くありませんでした。
鬼は私に言いました。
「カラダヲクレ」
と。
私は断りました、すると鬼は私を追いかけました。
私は逃げました。ですが、急に身体が重くなり、倒れて、鬼に捕まりました。
鬼は私の中に入ってきました。
「ああああああぁあああぁぁぁ…!!」
痛くて、痛くて、抵抗する間もありませんでした。
それが、この物語の始まりである。
* * *
プロローグ2
二週目以降の俺へ
俺は何週目の世界を繰り返したの?
俺は何週世界を繰り返すの?
何度同じ台詞を吐いて、血と涙を何度も見なければいけないの?
自分の罪は重いってわかってる、もう許されない事だって。
でもね、辛いよ。
俺は皆を幸せにしたいだけなのに。
出来るのなら命を犠牲にしても構わない。
こんなヘタレな命を犠牲にしても…誰も困りはしないのに。
イタリア=ヴェネチアーノ
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なずな猫(プロフ) - 作って数日にランキング入りすごいw (2014年8月19日 13時) (レス) id: 6a94e47abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NB | 作成日時:2014年8月8日 18時