幼馴染みCとお友達S【2】【青】【桃】

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「…よし！これで完璧ね！
ったくこんなに可愛くなっちゃって…おばさん惚れちゃうわ〜
お祭り、楽しんでらっしゃい！」


『ころまま、浴衣から何までありがとうございます！楽しんできます！』


「いいのよっAちゃんはもう1人の娘みたいなもんなんだから！
ほら、待ち合わせの時間に間に合わなくなるからはやく行きな〜？」


『うん！行ってきます〜！』


「いってらっしゃい！」






夏祭り当日
私のお家にヘアメイクさんのような装備でころままが来て、何から何までセットしてもらい家を出た
ころんたちは先に神社に行ったようで現地集合

着慣れない浴衣と下駄を履き、転ばないよう慎重に集合場所に向かう
周りを歩く人たちも浴衣や甚平を着ていて、夏祭りの賑やかさを普段の道からも感じた


集合場所は鳥居のすぐ横
みんなを探しながら集合場所をうろついていると、莉犬くんが声をかけてくれた






「あ！Aちゃん！こっちこっち〜！」





大きく手を振りながらぴょんぴょんと跳ねる莉犬くんのそばには、すでにみんなの姿があった





『みんなおまたせしましたっ』


「お〜Aちゃん！めっちゃ美人さんやな〜！」


「浴衣すごく似合ってます！」


「いつもに増して大人な女性って感じ！でも可愛らしさもあるとかAちゃん何者！？」


「分かるわ〜莉犬くんのその感じ、もりさん惚れそう」


「それはあかんよ、なーくん」


『wwww』






いつもと変わらないこの4人のわちゃわちゃに、少し照れながらも笑ってしまった

あと2人はというと…






「「、、、」」





え、なんでころんとさとみくん固まってんの((





「ほら〜！Aちゃんが可愛すぎるからって固まらないの！2人とも！」


「は、は！？何言ってるの莉犬くん、別に固まってないし、？見てただけだもん」


「ころちゃん、それはちょっと変態、？」


「っな、！」





ほっぺを少し赤くさせながらおろおろしてるころん





『似合ってる？』


「…え！？う、うん…すごい可愛い…と思います…」





段々と声が小さくなる姿にみんなで笑ってしまった

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