ミモザが秘めていること ページ10
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＊大学生一般人ヒロイン
＊俳優吉沢
「ねー、Aも合コン行こうよ」
今日のゼミが終わって、友達と大学のそばのカフェで夜ごはん。
わたしの周りの友達は、ほとんど彼氏がいなくて、割と…いや、しょっちゅう合コンの話が出る。
「んー、わたし合コンとか、そういうの苦手だし…」
相変わらず、断り方が下手だ、とは思う。
「えーでも、彼氏ほしいでしょ？」
「うーん、わたしは○ちゃん達といるだけで楽しいよ」
「もー！A！惚れる！」
笑いあって、おしゃべりをして、バイバイ。
大学から家までは近いから、そのまま歩いて帰る。
あぶない、と怒られるけど、夜歩くのは好き。
季節それぞれのにおいが変わって、夜の風を感じるのが好き。
〜♪
ケータイが着信を告げる。
「、亮くんだ、……もしもし？」
「もしもし、A、今なにしてたの？」
彼氏がいないのは、嘘。
俳優をしている亮くんとお付き合いをしている。
でも、この恋は秘密。
彼氏がいるってことだけ友達に言ってもいいんだけど、絶対顔見せてってなるからなあ…。
噂が流れて、亮くんの仕事に影響してはいけないから、全部秘密にしている。
電話越しに、耳元で、亮くんの声がするから、電話で話すのは、まだ少し照れくさい。
「友達とごはん行って、今帰ってるとこだよ」
夜は危ないからと、彼は忙しいのに、よく心配して電話をしてくれる。
＊＊＊
ミモザの花言葉
「秘密の恋」
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まる(プロフ) - 、さん» 初期設定のまま外し忘れておりました。教えて頂きありがとうございます。 (2018年2月8日 8時) (
レス) id: 214b3a1a95 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 貴方の最新の作品、コメント欄閉じておられるのでこちらに失礼します。オリジナルフラグ外して下さい。違反行為なので (2018年2月8日 7時) (レス) id: 06d23f5b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2018年2月2日 16時
