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「この様子だと元気そうだな」
『まだ熱はあるんですけど、体はだいぶ元気です』
「ね、熱あるん！？」
「はよ、布団入りな！」
ロボロ様とシャオロン様に押され、ベッドに横たわり、布団に入る。
「Aちゃんに聞きたいんやけどな、なんでアイツらにさらわれたかわかる？」
オスマン様が私に聞く。
『あー、なんかGPSつけたって言ってました』
言った直後に気づく、もしかして、制服か鞄についたままなんじゃ…？
慌てて立ち上がり、クローゼットを開ける。
『やっぱり…』
しまってある鞄のキーホルダーに何か機械がついている。
「これか」
ゾム様が後から覗き込み、私の手から鞄を奪う。
『多分…』
「んーまぁ、アイツらに直接聞いた方が早いかなぁ」
コネシマ様がつぶやく。アイツら…？
「あー、言ってなかったか。実は別の場所に奴らを捕まえておいてあるんや。」
「もちろん拷問のためやな。アイツらなんか死刑確定やな」
グルッペン様の言葉に続き、ゾム様が言う。この2人の拷問とか怖そう…、オタク的にはご褒美だが。
『……わぁ』
犯人の顔を思い出すだけで寒気がする。思わず布団に潜り込む。
「とりあえず元気になってきたみたいでよかったわ」
「なんかあったら相談してな！」
鬱様とロボロ様の言葉に頷く。
愛されてるといったら自惚れしているみたいだが、思っていたより幹部様方は私を気に入ってくれているみたいだ。
本当に夢みたい。
「じゃあ俺ら仕事もあるし、戻らんと。」
トントン様の一言で、周りの幹部様の顔が引き攣る。みんなお仕事嫌いなのだろうか。
「じゃあゾム残ったれよ。確か1人見張らんとなんやろ？」
『……え？』
そういえばしんぺい神様がそんなこと言っていたな…。だからといってゾム様って！！
エーミール先生とかがいいなぁ。
「ええで」
ゾム様があっさりと頷く。
「じゃあな」
「お大事にー！」
ほかの幹部様が部屋を出ていく。
「…」
『……』
本当に二人っきりになってしまった。
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保冷剤 - ( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞｯﾊｯ!! 訳：素敵な作品ですね (7月2日 21時) (
レス) @page37 id: 0fad1da900 (このIDを非表示/違反報告)
くもり。(プロフ) - はじめまして！くもり。と申します（＾ω＾）私の友達にイラストを描いている子が居るのですがこの作品を勧めたところ漫画にしてみたい！等と言い出したのですがどうでしょう？あととても素敵な作品ありがとうこざいました！まだ途中ですが読み進めていきます！ (2020年12月22日 19時) (レス) id: 42e6b9308f (このIDを非表示/違反報告)
ぴか。(プロフ) - アケメネスさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！ (2018年8月31日 0時) (レス) id: 9dcc180f4f (このIDを非表示/違反報告)
アケメネス(プロフ) - トキメキで死亡(素敵な作品をありがとう。) (2018年8月30日 22時) (レス) id: ba4ae53b18 (このIDを非表示/違反報告)
ぴか。(プロフ) - うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい←さん» 応援ありがとうございます、続編へ移行しましたのでそちらもぜひ読んでいただけたら嬉しいです！ (2018年7月2日 1時) (レス) id: 9dcc180f4f (このIDを非表示/違反報告)
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