私の苗字、稲葉です (ページ3)

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思い出話2 ページ3

A4歳の時

妻が用事で出かけたので、
娘を連れて仕事へ来ていた

「あれ？Aちゃんは？」

っていう松本さんの一言で全てが始まった

松本side

稲「え？さっきまでそこでお絵描きしてたんだけどいない？」

松「え、いないよ……休憩しようと思って部屋入って来た時にはいなかったけど」

稲葉が作詞中に居なくなったらしい

松「俺リハーサルスタジオからまっすぐ来たけど、すれちがわなかったよ」

えっ…………背中に嫌な汗がでる

徳「いやいや、Aちゃんかくれんぼしてるんじゃないんですか？」

俺と一緒に戻ってきた徳ちゃんの言葉にみんなで部屋を探し回る

「A？」｢Aちゃん？｣
「かくれんぼ終わりにしよう？」

いくら声かけても全然返事が聞こえない
隠れてるにしても大好きなパパに呼ばれればすぐに出てくるはずなのに…

松「え、いないじゃん、、」

徳「誘拐..」

徳ちゃんがそう呟いて携帯を取り出す

徳｢警察に……｣

松「いや、まだここしか見てないしこの階を探してみよう..もしかしたら迷子になっているだけかも」

テレビ局だったので、
徳ちゃんが他のサポートメンバーに聞いてくると出ていき、俺がマネージャーに稲葉は同階を探しに行くことにした
それぞれ走っていく