逆刃刀の女3【銀魂】

貴「とっとこ〜走るよハム太郎♪」銀「お前それあれだろ、ハムしか食えない太郎っつー男が、ハムを追い求めて走る時に歌う曲だろ。」貴「それハム太郎違う。」 ページ12

貴方side


神「そよちゃん！誰アルかこのイケメンは！？
彼氏アルか！？」


新「見たことない人ですね？」


良かった。神楽と新八にはバレてないっぽい。



そ「ち、違うよ神楽ちゃん！！今日私の護衛をしてくれてるむっ(((」



慌てたそよが私の名前を口走ろうとするので、軽く口を塞いで小声で囁く。


貴「そよ、俺のことは偽名で！」


そ「…え、えーと、この人の名前は……ち、チビ太てす！！」


そよがそう言った瞬間、何処からか吹き出す声が聞こえた。


……そよォォオオオオ！！！！！？


ネーミングセンス！！！いくらなんでもその名前はないだろ！！！


なに！？今はそよより身長高いけどそんなこと思ってたの！？！？



後、とりあえず沖田を含め今笑った新選組のやつら、ぜってーぶっ殺す。


神「へーチビ太アルか。私神楽アル！よろしくネ！！」


新「チビ太さんって言うんですね、僕は志村新八と言います。」


いやいや、二人とももうちょい疑おう！？！？


変だろこんな名前！！！

そして純粋な瞳でチビって言われると結構傷つくんですけど！！！


九「妙ちゃん。あそこにいるのは、新八君達ではないか？」


妙「アラ、新ちゃんこんな所で何してるの？」


新「あ、姉上！九兵衞さん！」


買い物袋を持った二人がこちらに近付いてきていた。


妙ちゃんに九ちゃん！！？！？



悪いけど今は会いたくなぃいいい！！！



場が混沌としていき、もう頭痛がする。誰か助けて。


そんな私に追い打ちをかけるように、そよが声を上げる。


そ「あ、あの、私、スナックすまいるってとこに行きたいんです！！」



全「え……….……。」



場の空気が凍った。









妙「なるほど、チビ太さんって言うんですね！」


妙ちゃんに満面の笑みで言われて、苦笑いを返した。


ここはスナックすまいる。妙ちゃんが働いているところで、普通は未成年は入ってはいけないが、今は昼間で客もいないからいいらしい。いやダメだろ。


そよが言うには、前に将軍がお忍びでここに来た話を偶々聞いてしまい、自分も行きたくなったそうだ。



あーー。マジで私のクビが飛ぶ。


ちなみに今いるのは、

私とそよ姫、神楽ちゃんに新八くん。

私達を追ってきたボロボロな銀時と、妙ちゃんに九ちゃん。


あと、妙ちゃんにつられて出てきてしまった馬鹿局長と、それを止めるために出てきた土方さんと、多分おもしろそうだからきた沖田。


さっき銀時が天井に木刀投げたら出てきたさっちゃんと、偶然通りかかったつっきーもいる。

貴「もうメンツ見たら分かる。カオスだ帰りたい。」沖「帰らせねーぜ。」貴「(cv鈴村健一)さんのイケボを、無駄に使うなァア！！！」→←護衛開始

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