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ある日、ご飯を食べに行った帰り、思ったよりも遅くなってしまって、Aを送っていくことになった。
本当は毎回送ってあげたいけど、僕とハニが使う駅とAの向かう方向は反対だから申し訳ないといつも断られていた。
「Aってこっちだよな？電車乗るんだっけ？地下鉄？」
ハニがそう聞く。
僕ら3人はだいぶ仲良くなったけど、Aはあんまり自分がどこに住んでるとかそういう話をしてこなかったからどうやって帰ってるのかもあんまりわかっていなかった。
「うーんと、実は歩いて10分くらいのところに一人暮らししてるの、」
少し言いづらそうに言うAに僕もハニも驚く。てっきり実家で暮らしていて、電車か何かで帰っているものだと思っていたのだ。
「一人暮らし！？めちゃくちゃ羨ましいんだけど」
と目を輝かせるハニ。
「大丈夫？危なくないの？」
とAに聞くと
「うちの大学の周りは治安悪くないし、ちゃんとオートロックのところだし大丈夫！
ただうちの心配性な幼馴染があんまり一人暮らしとかは言わない方がいいって言うから…2人にも言ってなかったの、ごめんね、」
「いや全然謝んなくていいけど、幼馴染って女？男？」
ハニがAを覗き込みながら聞く。僕もそれが一番気になった。心配性な幼馴染…男だったらだいぶ厄介だ。
「女の子だよ、わたし昔から鈍臭いからいっつもその子が引っ張ってくれて…ソアちゃんって言うんだけど、いつか2人にも紹介するね」
Aの言葉にハニと2人でほっと胸を撫で下ろす。女なら許そう。そしてAに少しでも自己防衛の教えを説いてくれた見ず知らずのソアさんに少し感謝した。
「あ、ここだよ、わたしの住んでるマンション！2人とも遅いのにわざわざ送ってくれてありがとう」
Aが指差したのは6〜8階建くらいのマンションで、入り口も綺麗だし、Aの言った通りオートロックになっているみたいだ。
「明日はお休みだからゆっくりしてねA」
「うん、ジョシュアくんとジョンハンくんもね、！送ってくれてありがとう」
手を振って、時々こちらを振り返っては嬉しそうに手を振りかえしてくるAを見送る。
最後に少し名残惜しそうにしてからドアの奥に消えていったAを見てから、ジョンハンと2人で夜の街を歩き出した。
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カフェ猫(プロフ) - このお話本当に大好きなので更新とても嬉しいです！これからも応援しています！ (2023年3月28日 0時) (
レス) @page39 id: a49030b8db (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - みいなさん» めちゃくちゃ嬉しいですありがとうございます（ ; ; ）私自身そこが書いていて楽しい部分なので、可愛いと思っていただけてすごく嬉しいです♡これからも不定期更新にはなりますがまたぜひ見にいらしてください♡ (2022年11月2日 23時) (レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - ゆいかさんのNCTのお話が大好きでよく読ませて頂いていたので、セブチのお話も読めて凄く嬉しいです…！♡ジスハンに丸め込まれてる主人公ちゃんが可愛くて、これからの展開が楽しみです〜( ◜𖥦◝ ) (2022年9月25日 13時) (レス) @page30 id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - みいなさん» みいなさま、コメントありがとうございます！もしかしてnctから読んでくださってた感じですかね…？（ ; ; ）喜んでいただけてすごく嬉しいです、不定期更新にはなりますがまたぜひ見てやってください！♡ (2022年9月18日 0時) (レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - いずみさん» いずみさま、コメントいただきありがとうございます！大変嬉しいです（ ; ; ）大分更新に時間が空いてしまったのですが、これからは少しずつ更新の頻度も増やせるように頑張りますので、またぜひ見てやってください！♡ (2022年9月18日 0時) (レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいか
| 作成日時：2022年6月9日 23時
