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宝塚さんが潜入捜査の役割分担を考えていると斑目くんがフワフワ〜っと宝塚さんの元へ近寄っていく
「よろしくご指導お願いしますね、先輩!」
そういい宝塚さんの肩へ手を置く
「なんや、この手」
「え?」
「さりげないボディータッチか?合コンで男うけ狙ってる女子がするやつか?え?」
「ええか?潜入の極意はな自分を消すことや。お前に一番邪魔なんがその自意識や。うちの下につくんなら、そのキョトン顔やめろ。」
皇子山さん以外の私含め5人は端でみかんを食べながらその光景を見ていた
『あ、このみかん甘い!』
「愛媛産のみかんのようです」
「どおりで」
「おいし〜い」
ーーー
病院は入院患者、付き添い家族、見舞客など絶えず人の出入りがあり24時間どこかしらの出入り口は開いている。一般企業に比べてセキュリティーが甘くなるのは仕方ない。狙われるものも、見舞金や外来客の置引、貴金属から薬剤、パソコンまで多岐にわたる
潜入先の病院のトップに挨拶へ来た
「刑事さんたちの潜入を知っているのは私と看護部長の鬼塚2人だけです。患者さんのご迷惑だけにはならないように気をつけてください」
「よろしくお願いします」
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作者名:mata.nab | 作成日時:2019年11月23日 9時