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あれから東村の所に入り浸っている斑目くん。左門さんや宝塚さんは黙っていたがとうとう鯨岡さんが指摘した
「あなた所轄に接待受けてたと思ったら、今度は空き巣に接待を受けてるの？」
「いや、そういうことじゃなくてちょっと引っかかるっていうか…」
「おだまり！アホ太郎。あんたが動くたびに捜査費用がかかるの、さっさと撤収しなさい！」
ーーー
再度撤収の準備をする斑目のところに皇子山がくる
「あっまた…1日に何回も手を合わせてる」
「金でも降ってくるように祈ってんじゃねえのか」
「あ〜なるほど」
「お前が東村に執着してる根拠はそれか？」
「あ〜まぁ」
「おい撤収だ！お前からも。ここからも。係長お怒りだぞ」
「えっ手伝いに来てくれたんじゃないんですか！？」
数分後…
『斑目くん、進んでる？って全然じゃない』
「あ、Aさん。なんか気になるんですよねぇ」
『今日中に撤収しなさいって鯨岡さんに伝言を預かったから私も手伝うね』
「はい…すみません」
その後は素直に片付けている斑目くんと思ったらまた双眼鏡を覗き込んでいる
「あ、また。ダメだって洋さん…」
『ん？』
「東村、入ってるゴミを出して自分のゴミをゴミ入れにしまうんですよ。ちょっと俺行ってきます！」
『あっまって！…もう』
そういう動きは速いんだから…と片付けを進めていると思ったよりすぐ帰ってきた斑目くん。
「Aさん、これ」
『なにゴミ持ってきてるのよ、え、これって血？これは東村が捨てたゴミ？』
「そうです。」
『係長に報告して急いで戻るよ！』
「はい」
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作者名：mata.nab | 作成日時：2019年11月23日 9時
