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ページ13

ーお茶漬け屋さんー



『鯛だし茶漬けと炙り明太子と高菜で〜』


「かしこまりました。お待ち下さい」



初めて美希ちゃんと2人でランチに来た。



『私、美希ちゃんとランチしたかったんだー!』


「嬉しい!私もです!!」



好きなものはなんだとかその服どこで買ったとか、
たわいもない話をしていたら突然美希ちゃんが「Aさんって皇子山さんのことどう思ってますか?」と質問してきた



『え!どうしたの、突然!も、しかして美希ちゃん皇子山さんのこと…』


「違います!違います!!Aさんと皇子山さんお似合いだな〜って思っていて!」


『お似合いだなんて、そんなに2人で並んだことないと思うけど』


「そ、そうでしたっけ…」


『そもそも私嫌われてる気がする』


「なんでですか!?」


『目線がいつも合わないし、冷たい気がするんだよね〜』


「そんなことないですよ!嫌いなんてありえません!!(目線が下なのは脚を見てるんだと思うし冷たいのは変に意識してるからだと…)」


『そうかな〜皇子山さんより細面さんの方が話弾むよ〜』


「細面さん、話すと面白いですよね!!」


『そうそう〜あ!美希ちゃん、そろそろ戻らなきゃ!』


「はい!」



(皇子山さん…確実に脈なしだ〜)

▽→←▽



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作者名:mata.nab | 作成日時:2019年11月23日 9時

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