【銀魂】絶望に花束を 7

三百六十八 〈止まるな〉内容変えました！ ページ1

Aside








真っ暗









前も下も見えない









自分の手もわからない









それほど暗い









沼の奥底のような冷たさと寂しさ









別に嫌いじゃない









ただ物足りないだけ









空いた穴が塞がらないだけ









戻らなきゃ....








息をするかぎり








心臓が動くかぎり









目が開くかぎり









私に止まることは許されない









いつでも手招きをしている鬼に捕まってはいけない









心臓が動き続けるかぎり









意識があるかぎり








鬼を振り切るために刀をとる








さぁ、目を開けて









瞼を持ち上げて








止まってる暇なんてない









松陽が待ってる









さぁ、刀をとって........









私のために

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