狐の嫁入り！【ＨＱ北信介】 (ページ47)

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部活動の時間

北君のことを尚更意識して
顔が暑くて熱くて仕方ない…

侑『顔が赤いけどどしたん？』

治『風邪か？』

顔を覗き込む宮くん

「違うよ…」

北『体調悪いんか？』

北くんが近づいてきて

より一層、熱を持つ

「違っ…ッ…北くん」

顔を覆えば

尾白くんが助け舟を出してくれた

尾『北のせいで照れたんとちゃうか？』

侑『なんかあったん？Aﾁｬﾝ』

じっと見つめる双子

「何にもないよ！じゃ！ドリンク作ってくる！」

走って急いで外に出て、行けば

なんにも持ってないことを
思い出す

それすら恥ずかしくなる

馬鹿だな…

不意に声をかけられた

角『なんも持ってないけど。』

「えっ！？、あッ…」

痛いところを突かれ、
ただでさえ、失態で恥ずかしいのに
また顔が赤くなる

後輩ちゃんにも気づかれた

『顔が赤くて可愛いですね』

ニヤニヤとしながら言われ

「うっ、えと、揶揄わないで!!」

『北さんとどうですか？』

唐突な質問
間接キスした事を思い出す

「い、一方通行だよ」

咄嗟に出た言葉

『なら、付き合わないんですか？』

「えっ？付き合えないよ〜
北くんはそうゆう風に見てないし！」

『…双子とはどうですか
(双子にチャンスあるんやな)』

「え？宮くん達…
今日も来てたね…喧嘩ばっかして
角名君も大変だね」

『…まぁ、面白いですよ』

口元だけ笑う角名くん