ご褒美ですか？ ページ46
。
急にお互い…恥ずかしくなる
『はよ食わな時間なくなるで？
食べさせたるわ』
唐突な発言と、
喜びで脳内処理が出来なくなる
「ッ…え！？」
『ほら、口あけぇ』
箸を使い、
口に持ってきてくれる…
こんなご褒美ある？？
パクリと食べれば
いつもより、美味しく感じるご飯
幸せと、恥ずかしさ…
色々な感情が混ざりあっている
『自分で食べれるか？』
「…ぅん」
答えた瞬間立ち上がり
『ほな、次移動教室やから行くわ』
それだけ言うとすぐに
教室から出ていった北くん
「…ッあ、ぅん、えと、また後で！」
顔は熱くて
もう味なんて分かんない
後からジワジワとくる火照り
冷静になっればなる程
思考が追いついて、恥ずかしくなる…
心がいっぱいすぎてお腹もいっぱい…
友「ほら、この友実様に頭を垂れな！」
「…なに…」
見せられたスマホ…
先程の動画だ
私がアーンしてもらってる時の…
「な、なんで撮って…！？」
友「送っといたから家宝にしな」
「…ッ見てたの？」
友「幸せそうやったなぁ？？」
「…ぅ…やめて！」
友「あらあら〜顔が真っ赤でちゅよ？」
「もぉ！ヤダ！嫌い…」
なんとかご飯を食べ終わる
北くんは慣れてるとゆうか…
やっぱりそうゆうの無いんだ…
女として見られてない…
事実だけど…悲しくもなるけど…
授業中は先程の事で頭がいっぱいだった。
――――――――――
no-side
尾「お！北どうやっ……た!?」
(北…顔が赤いけどどしたんや!?)
大「…なんかあったんか？」
赤「え！？北、風邪か！？」
北『何もあらへんわ…』
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作者名：脳内事故
| 作成日時：2023年6月28日 0時
