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Aside
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タバコを吸い
久しぶりに会う婆ちゃんに
少し緊張する
あー…タバコ大量に買っててよかった
すぅーっ
一気に肺に入れ
ふぅーっとストレスもろとも吐き出し
家に入ろうとした瞬間
『 あの!姉ちゃん…えと…』
『俺らのこと覚えてますか?』
姉ちゃん?
「…え?」
振り返れば
めちゃくちゃそっくりな双子
『『…は?』』
いや、振り返った瞬間
「……は?って何
治安悪ッ」
『いや、待てや!サム!!
あの写メと程遠いで!?』
『……俺も想像もつかんわ』
何だこの双子
めんどくさ
そういえば、
婆ちゃんに最後送った写メ?
「…写メ?
もしかして、婆ちゃんが言ってた双子?」
『………はい』
期待したって訳?
面白っこの双子
「ぷはは!
馬鹿だな、あんたらの見た写メって
私が、JKの時の写メっしょ?」
『……ッなんや!詐欺やろ!』
『………』
馬鹿なの?
「だって、あんたら双子と私
4つ離れてるんだよ?」
『…それって4年前の写メってことですか?』
「そうそう
私も20だし…」
髪をかきあげ
タバコを、吸いながら
キャリーケースによりかかる
「ま、あんた達の勘違いね
んで?なんか用?双子君」
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作者名:脳内事故 | 作成日時:2023年6月19日 13時