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ふと、目を覚ませば
双子が隣にいる


いや、ココ最近毎日いる



大型犬に囲まれるような感じか


なんて思いながら、
ゴシゴシと目を擦り顔を洗いに行こうとすれば

毎回のように手首を捕まれ
強制的に腕の中


双子の上に乗っかている


まぁ、簡単に言えば
朝の恒例行事 『ととろごっこ』だ



どすんと肘を双子の溝内を狙い
肘をつけば


呻き声


『ウッ!!』

「貴方名前なんてゆーの!」



『と…………』




双子は蹲り、
痛みに耐えながら
無言で起き上がる



多分痛すぎて声が出ない


『と、ととろ言えるか!』

『……あかん……めっちゃ痛い』



「……清々しい朝だね、おはよう」


そう言って双子とは別れる

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作者名:脳内事故 | 作成日時:2023年6月19日 13時

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