擦れた女 落とし方 【宮 侑・宮治】

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絶賛フリーター中の私は
コールセンターで働いてる




「……お電話ありがとうございます
はい、はい。すいません……はい。」




ストレスが溜まる

なぜ謝らないけなんだ……



それに比例してタバコと酒の量が増えていく





「……はぁ
クソ！やってれるか！」


さきいかを食べながら
ビールを飲む







『……姉ちゃん荒れとんな』
『休日のおっちゃんみたいやな』




「おい、てか、なんで双子がいんの」


婆ちゃんが答えだす


『賑やかでええやないの
顔がいいから華があるやろ？』



『せやろ!?婆ちゃん分かっとるぅ！』



『……ありがとうございます』



治は礼儀正しく頭を下げる
侑は本当にお調子者



「……はぁ……煙草買ってくる」



婆『あかん！夜やから出たら

それにアンタ！ええ加減にせぇ！
将来メタボまっしぐらよ！
嫁にもいけへんわ！そんなん！』




「……いいの！
明日死ぬかもしれないのに
我慢できるか！」




『荒れすぎやろ』
『ええですよ！俺が貰うんで！』

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