擦れた女 落とし方 【宮 侑・宮治】

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「信ちゃん、今度うち遊びおいでよ！
ばあちゃんも喜ぶし！
ばあちゃんも呼んで！」





『そうさせてもらいます
ばあちゃんにも伝えとく』


「うんうん、信ちゃん
今日はかっこよかったよ！」



『姉ちゃんも、綺麗で驚いたわ』



「……もぉおお！本当に可愛い」


ぷにぷにと頬をつつきながら
言えば


『……もう、
俺も大きくなったんで辞めてください』



「私からしたら、いつまでも可愛い」


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『何を見せられとるんや……俺ら』

『……き、北さんが口説いとる』



『……勝ち目のないライバルw』

角名はスマホで動画を回し続ける








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帰り道

双子は不機嫌な顔で
Aを挟みながら帰ったのは言うまでもない



『なんでなん、
北さんばっか！』


『俺らは可愛いくないん？』



「ふふ、みんな可愛いよ
あ、特に角名くんは別格かなぁ
あの警戒心……可愛い」



『………』
『………』




角名が後日から、ライバル視されだした



『……なんで、俺』


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