擦れた女落とし方【宮侑・宮治】 (ページ39)

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角名の胸ぐらを掴んで離さない侑

「おい！角名君になんてことすんだ！馬鹿！」

『………なんで、俺…』

『…角名、お前何したんや』

双子に追い詰められる角名君

その後ろから銀髪の子がやって来た

『………お前ら…ええ加減にせぇや』

ビシィッ…

空気が凍てつく

「………主将かっけぇ」

双子はビビりながら
整列した

15分休憩になり
角名君の元に向かった

「きゃあ！可愛すぎぃ！」

『…え。俺…？』

『なんっやねん！！
なんで後から登場した奴に取られなあかんねん！』

『どこがいん？』

むすくれた治に話しかけれた

「え？顔!!
チベットスナギツネに似てて可愛いのぉ！
私のスマホカバーに似てない!?」

チベスナのスマホを見せれば

『…どっちが角名か分からんな!!』

双子も納得したらしい

むしろ感動している

「可愛い〜！
角名くん、撫でてもいい？」

『………』

1歩近づけば
1歩下がる

ジリジリと
両手を広げ近づく

『はぁ！？撫でるのは禁止や！』
『俺じゃあかんの？』