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「さーけ、さーけ、煙草、煙草」




買いに行くものを呟きながら
外に出れば





外は暗いけど、
いつも通りに夜に買い物



アイス食べながら帰るのが好きなんだよなぁ




るんるんで、向かっていれば



人影がチラついた気がする



「………??」




まぁ、気のせいか






段々と近づくような足音



………マジかよ






急いでコンビニ入り
一安心していれば






見覚えのある服装…



カフェで、私に話しかけてきた男に
そっくりじゃん




ドクドクと心音が早くなる




『…………やっと、1人になった

たまたま出て来てくれて
嬉しいよ』





「……は……キモ」




『……は?』



「いや、どう考えてもキモイだろ
アホか……気色悪い」


唖然とした顔に
笑いが出た


『………』



「何?怖がるとでも思った?」



『………もういい。
そんなキツイ性格も好きだよ』



「尚更……キモイわ」





ゾッとするんだけど……




大抵はこれで切り抜けたけど
触れようとしてくる



……やばっ…


とりあえず思い当たる双子に電話する




LINEを開いて
最初のトーク履歴から

侑をタップし通話をタップする


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作者名:脳内事故 | 作成日時:2023年6月19日 13時

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