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煙草を吸いながら
横目で見つめれば
ビクリと肩を揺らした
「ねえ、何してんの？
早く返してくれる？」
『あ！お、おん……
もうすぐや！な！サム!!』
『俺が読み込んだら終わるわ』
なんかダラダラと汗を流して見える
「ねぇ、余計なことしてない？」
『『してないです!!』』
そっと返されたスマホ、
ホーム画面を確認すれば
本当に何にもしてないようだった
「……ん、早く行きな」
しっしっと追い払えば
『ほな！失礼します!!』
バタバタと走って外に向かった双子
朝から騒がしいなぁ
なんて思いながら
面談をしに行く準備を整えた
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
駅近のコールセンターで
明後日から働くことになり
昨日いれたマッチングアプリを
開いてみれば
大量のメッセージ……
面倒くさいな……
なんて思いながら
そっと閉じて
カフェで
コーヒーを飲みながら
少し優雅な時間を楽しんだ
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作者名：脳内事故
| 作成日時：2023年6月19日 13時
