擦れた女落とし方【宮侑・宮治】 (ページ2)

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部活が終わって
毎日隣の家を目で見つめてしまう

『……なぁ、サムこの家の
姉ちゃん覚えとるか？』

『あー…おったな』

『今頃どんな女になっとるんやろな』

『…そらぁ、めちゃくちゃ清楚でえぇ女やろ！』

『俺は可愛い系やと思うわ』

じっと家を見ていれば
隣のおばちゃんの家の扉が開いた

『あんたら、大きくなったなぁ！』

『おばちゃん久しぶりやな！』
『…はい』

婆『孫がな、10年振りに帰ってくんねん』

『…ｯは？えと、
前遊んでくれてた姉ちゃんですか？』

婆『なんや、覚えとったんかいな』

『そりゃ、めちゃくちゃ覚えてますよ』

婆『両親が離婚してなぁ…苦労したらしわ
そんでウチに来んか？って提案したんやけど』

『はぁ…そんな事あったんですか』

婆『可愛くなっとったでぇ…
まぁ、明日から宜ししたってな？』

そう言われ

『そらもう！めちゃくちゃ楽しみやわ！』
『…明日って急やな』

婆『うちの孫可愛いねん、ほら見てみ！』

写メを見せられ
高校生の制服を見にまとった姿…

清楚で華奢で可愛いらしい

『…ｯ…あかん！』
『…美人やな』

婆『せやろぉ？』

𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄

双子は、うっとりした顔で
自分の部屋に入り
モンモンとしたらしい

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