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やっぱり見える人との世界と
私の世界は違う



しょんぼりとしながら
部屋に戻る



『まぁ、当主に嫌われないよう
気をつけることだね』



くすりと笑い私を部屋に通し

何かあったら呼んでくれ


そうスマートに出ていく成瀬さん






畳の上に横になり
モヤモヤとした気持ちを募らせる



役に立たずに
餌にされちゃったらどうしよう






いや…
そっちの方が幸せなのかな


人生で幸せな時なんてなかった。


目を瞑り
母親との記憶を探す



小さな頃に握ってくれた手の温かさ
優しい口調……



そして、夏目くんの顔が
何故か思い浮かんだ




「……バカみたい」




そう呟いても
ただ虚しいだけの空間





『何か悩み事ですか?』



目を開けば
的場さんが私を見下ろしていた




「ぅあ!?」


急いで起き上がれば

クスクスと笑う



『驚かせるつもりは無かったんですが
すいません。』



そっと伸ばされた手に驚けば


頬を撫でられたかと思えば
髪を耳にかけられ視界が広がる




その瞬間、ぶわりと熱を持つ頬




「ッ……ご、ごめんなさい」


咄嗟に出てきた言葉
思いついた言葉だった

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あまね(プロフ) - 的場さんおちも見て見たいです、、、、、、、 (10月5日 20時) (レス) @page6 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:脳内麻薬 | 作成日時:2023年6月3日 23時

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