愛しの親父殿

_ ページ14

リリアside


閲覧注意(流血、暴力あり)


･


ここでは人が来るやもしれぬ



そう考え、
壊れ物を抱くようにAを
片手で持ち上げ。


もう片方の手は男の襟を掴み、
姿を消し
家についた。


Aを風呂場へ連れていく


汚れた体を洗い流すため



久しぶりに見る体。

こんなに大きくなったのかと
実感した。
女の体になっていくA



リ「すまぬな、体を洗うぞ
許してくれ。」


汚されたであろう場所を
シャワーで洗い流す。


秘部も割れ目を沿って
綺麗に洗った


まだ起きないAは
甘い吐息をはいた。


背徳感が生まれ
心を無にして
全身を洗い終え
体を丁寧に拭く







ベッドに寝かせ
髪を梳くう



「怖かったろうに……すまない。」



ぽつりぽつりと呟く
聞こえるはずがないAに




綺麗になった体

しかし、問題は心




このまま永遠に眠り姫のように
寝かせてやるか……？



一瞬そう思ったが。

Aは強い
わしが育てて見守ってきた。



見てきたから乗り越えれると
知っているが、




わしのせいで
永遠に家庭を築くことが
出来ない可能性が高い



人間が脆いのも知っている




いつか誰と夫婦になる


それが望まぬ形でなるのなら
わしが責任を取って幸せにする。





フツフツと怒りが湧く。








……

_→←_

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す