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『役に立つと言っても…
貴方は見えるわけではないでしょ?』
「…ッだから助けを求めてるんです」
『具体的に…どう役に立つとゆうんですか?』
「…わ、私の血筋は知ってますよね」
『えぇ…』
「…私、的場さんの強い血筋の子…も
産めるし…それに…囮にも使えます」
震える手で、心にもないことを言う
『…そんな覚悟があるんですか?』
「…夏目くんから離れたいし
家に帰りたくないから…」
『…そうですねぇ』
「…私、子供じゃないです。」
『…ふふ、どう見ても学生ではないですか』
「…お願いします……。
夏目君を守りたいんです。」
『友情ですか?』
友情……なんだろうか…
私が抱いていたのは…
友情以上の…
これに気づいたらダメな気がして
悲しくなりたくないから
蓋をして
肯定する
「…はい」
『…そうですか。
そう思われている夏目くんは幸せですね』
「…ッ」
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うた(プロフ) - とっても面白いお話なので是非続編を見たいです。楽しみにしています! (5月16日 11時) (レス) @page50 id: 2ac3cdb85f (このIDを非表示/違反報告)
はなみ - 続編、見たいです。楽しみにしてます (2023年5月4日 4時) (レス) @page50 id: 76125fe83b (このIDを非表示/違反報告)
ひよこちゃん(プロフ) - 続編みたいです (2023年4月1日 7時) (レス) @page50 id: 5c83432dc4 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - もしよろしければ弐のパスワード教えてい頂きたいです! (2022年8月4日 2時) (レス) id: 82ccafc1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:脳内麻薬 | 作成日時:2022年6月3日 13時