木の上の少女【七瀬コハル/ミコトまんじゅう.】 ページ4
丘の上の大きな本。
能力者の憩いの場。
その本の大きな枝に、一人の少女は佇んでいた。
「今日も空が綺麗だね…」
ぽつりと呟き、幹にもたれかかる。
彼女___七瀬コハルはふと町を見下ろした。
今日も能力者の哀しげな声が伝わる。
金に困った者の泣き声に、
金に富んだ者の笑い声も。
「………当たり前って、恐ろしいね…」
そう呟き、瞼を閉じる。
今は冬だ。あと少しすれば、春を目覚めさせる刻がくる。
…私の能力で、皆に暖かみを。
そう思いながら過ごしてきた。
独りぼっちで。
今日も、これからも独りなのかな。
そう思った矢先
本の下から、聞いたことない声が聞こえた。
誰の声だろう、男の子かな、女の子かな。
でも、私が急に降りたら相手を驚かせてしまうし…
「…どう、しようかな」
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omizu@中性(プロフ) - 更新します! (2020年2月9日 18時) (レス) id: 0065c6f29f (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しました。次で50話!! (2020年2月9日 17時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新します。 (2020年2月9日 17時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
ユウミ - 更新します (2020年2月9日 15時) (レス) id: a98216d38d (このIDを非表示/違反報告)
天秋(プロフ) - 更新しますm(_ _)m一日に何度もごめんなさい! (2020年2月9日 13時) (レス) id: f69f9f0f1e (このIDを非表示/違反報告)
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