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三十四章 入団式 ページ35

次の日

「貴様らを歓迎する気は全くない!」

昨日の罵声の主…キース教官がそう言う。

「はぁー…」

ベレーネがため息をついた。

「ベレーネ、聞こえちゃうよ。」

小さい声で私はベレーネに話しかけた。

「だって…もー早く終わんないかなー……」

「やめなって…開拓地送りにされちゃうよ」

「そうだ貴様には開拓地に行ってもらおう。」

「「えっ、うわぁぁっ!?」」

後ろから教官の声がし、私達は声を上げて驚いた。

「貴様は何者だ」

教官はベレーネの前に立ちそう言う。

「シッ、シガンシナ区出身…

ベレーネ•ラミカです……っ!」

「そうか。センスのない名前だな!

貴様がヘボしたらすぐに開拓地送りだ」

「は、はい…」







入団式終了────

「はぁー…怖かった……」

「ははは…」

「ベレーネ…アンタのせいだからね…」

「まぁまぁ怒るなって」

「Aー!」

くるっと振り向くと

「エレン!」

「昨日ぶりだな…

お前ちょっと顔色悪いぞ?

ちゃんと寝て飯食ったか?」

「食べたよ。新しい環境に慣れないだけ…」

「それにしても教官怖かったな…

大丈夫だった?」

「あー、うん、まぁ」

「先行ってるよ」

ベレーネは突然そんなことを言って去っていった。

「少し散歩しようぜ」

「う、うん」



「あ、マルコだ」

「マルコ?」

「良い奴だ。お前もきっと仲良くなれるぞ

おーいマルコ!」

「…あっ、エレンだ…!」

「よう。」

「何してるの?…あ、この子は?」

「コイツはA。俺と同じシガンシナ区出身だ。

それと……俺の彼女。

これから散歩ってとこだ」

「そっか。宜しくね、A。」

マルコは私に微笑んで手を出した。

「うん。よろしく。」

私もニコ、と微笑んで握手を交わした。

「じゃあ寮に戻るよ。

楽しめるといいな!」

「おうよ!」



「ふぅ…やっと二人だな。」

「そう…だね。」

「ん…。」

エレンは私の手を握った。

「行こうぜ」

「うん……!」

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設定タグ:音乃 , ピアノ , 進撃の巨人   
作品ジャンル:アニメ
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音乃@りんな(プロフ) - ありがとううみかちゃん!頑張る!作ったら教えてね~! (2019年8月5日 7時) (レス) id: 6e01838b95 (このIDを非表示/違反報告)
うみか - うみかきたよ!この作品頑張ってね!私もいつか作品作るね。 (2019年8月4日 19時) (レス) id: e2657486e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音乃@りんな | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年8月4日 15時

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