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二十六章 手繋ぎ ページ27



「そろそろ戻ろうか…

夜ご飯の時間…」

「そう、だな…」

「エレン」

エレンに手招きをする。

そしてピアノの前に立ち、

「一年間、本当にお世話になりました。

ありがとうございました。」

そう言ってピアノにお辞儀をする。

それを見たエレンも頭を下げる。

「…よし、行こう。」

ガチャ

「っ!管理人さん!」

ドアの先には管理人さんが。

「君たちもう訓練兵団か…」

「はい。」

「ピアノも寂しがるだろうなぁ…」

「いえ、訓練地から抜け出すんで

たまに来ますよ。」

「そうか、それは良かった。

今晩のご飯はいつもより豪華だそうだ。

冷めないうちに行った方がいいよ。」

「はい。

あの、管理人さん」

「ん?」

「ありがとうございました。」

エレンと頭を下げる。

「こっちこそ綺麗なピアノを

聴かせてくれてありがとうA。

楽しい話をしてくれてありがとうエレン。」

「いえいえ」

「行ってらっしゃい。

いつでもおいで。」

「はい!」



「A、」

「何?」

「ん。」

そう言ってエレンは手を差し出す。

「え?」

「手。」

「!う、うん」

ぎゅ。

私がエレンの手を握ったら

優しく握り返してくれた。

「エレンの手って大きいんだね。

やっぱ男の子だね。」

「馬鹿言え

お前こそピアノ弾いてるから指は長いだろ」

「えへ、」

「今日…一緒に飯食う?」

「うん…!」

「じゃあ迎えに行く。」

「分かった。」

好き。大好き…!

「エーレン!」

「んあ、何だよA」

「大好き…」

「…っ…俺も。」

「ずっと一緒にいたいなぁ…」

「俺も。」

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設定タグ:音乃 , ピアノ , 進撃の巨人   
作品ジャンル:アニメ
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音乃@りんな(プロフ) - ありがとううみかちゃん!頑張る!作ったら教えてね~! (2019年8月5日 7時) (レス) id: 6e01838b95 (このIDを非表示/違反報告)
うみか - うみかきたよ!この作品頑張ってね!私もいつか作品作るね。 (2019年8月4日 19時) (レス) id: e2657486e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音乃@りんな | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年8月4日 15時

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