十三章 前世 ページ14
「だからどこかを変えればいいんだろ?」
「そういうこと」
「でもどこを変えれば…
俺が不満そうにピアノを聴くことはできないし
俺はピアノ弾けないし……」
「一生開拓地にいるか
憲兵団か駐屯兵団に進むしか…」
「一生開拓地の方がマシなのか…」
「俺は…じっくり考えてから実行の方がいい
今やらなくても良いことだろ?
もっとその二人の関係を調べてから」
「うん。そうしよう。
とりあえずエレンが元気そうでよかった。
エレンはご飯どうするの?」
「食べないかも……」
「そっか……
お大事にね、エレン。」
「ありがとう。」
ガラッ
「遅い。」
「ごめんって」
「そんなに君はエレンが好きなのか」
「うるさい。
食堂行こ。」
「はいはい」
もぐもぐ
「A、パンも食べなよ」
「いい。」
「じゃあもらうよ?」
「だーめ。」
「…最後のお楽しみか。」
「ごちそうさまでした。」
「結局あんたパン食べてないじゃん。」
「いいの。
隠し財産よ」
「絶対違う
エレンにあげるんでしょ」
「うッ…」
「言ったでしょ。私に嘘は通用しないって」
「むう…」
トンッ
「ほら行ってきな。エレンの所に」
「!うん」
13人がお気に入り
「進撃の巨人」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音乃@りんな(プロフ) - ありがとううみかちゃん!頑張る!作ったら教えてね~! (2019年8月5日 7時) (レス) id: 6e01838b95 (このIDを非表示/違反報告)
うみか - うみかきたよ!この作品頑張ってね!私もいつか作品作るね。 (2019年8月4日 19時) (レス) id: e2657486e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ