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十二章 お見舞い ページ13

女子棟


ガチャ

「はぁ……」

「A…!心配したんだよ。

ミカサから聞いた。

熱中症で…」

「私は軽い熱中症だったんだって。

ベレーネのその性格変わらないなあ。」

ズリッ ズリッ

まだ挫いた方の足は痛くて引きずる。

「?…!」

何かわかったようにベレーネが

口を開いてあ顔になる。

「エレンと何かあったでしょ!」

「あ…うん。エレンをおんぶした。」

「そうか…エレンをおんぶして怪我したのか…

そりゃAからの株も下がるわけだな」

「下がってない!」

「ははは。分かってるよ。

ご飯食べに行こ。」

「まって。保健室行かして」

「うん。いいよ。」


ガラッ

「失礼します」

「あ、Aちゃん。どうしたの?」

「えっと、エレンのお見舞いに」

「エレン君ならまだ寝てる。

静かにね。」

「はい。」

シャッ

エレンのベットのカーテンを開ける。



「綺麗な顔…」


ギシ

ベットのエレンが寝てない部分に腰掛ける。

そしてさらさらな髪を撫でる。

パチ

「んん…」

エレンが起きた。

「A……?」

「うん。ごめんエレン起こしちゃった?」

「ううん さっきから起きてた。」

「ええっ!?いつから?」

「Aがここに座ってから。

何か…邪魔しちゃ悪いなって。

せっかく頭撫でてくれたのに。」

「えええ」

起きてたのか…恥ずかしいんですけど

「それと、お前のピアノが聞こえたぞ。」

「ええ、ってことは二度寝?」

「いや三度寝

一回目はAが俺をおんぶしてた最中」

「うわお。ほぼ何でも知ってるんじゃん。」

「だから、A。

ありがとう。」

「あっ。私は…最終的にはミカサが私と

エレンを運んだから私はあまり…」

「ミカサが俺達を運んだ距離、

Aが俺をおんぶしたとき、

長さはAの方が長いから

ありがとう。」

「あ…ど、どういたしまして…///

あ!エレンも……ありがと、ね。」

「は?何でだよ。」

「もしかしたら、あの天才音楽少女の、

生まれ変わりかもしれない。」

「?」

「管理人さんが彼女の成長を見届けたから、

多分そう。」

私はさっき管理人さんから聞いた話を

そのまま話した。


「そうか…そしたら俺の前世は…

調査兵団だったんだな。」

「でもこのままだと私達は

調査兵団になって死ぬ。すぐに。」

「だからどこかを変えればいいんだろ?」

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設定タグ:音乃 , ピアノ , 進撃の巨人   
作品ジャンル:アニメ
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音乃@りんな(プロフ) - ありがとううみかちゃん!頑張る!作ったら教えてね~! (2019年8月5日 7時) (レス) id: 6e01838b95 (このIDを非表示/違反報告)
うみか - うみかきたよ!この作品頑張ってね!私もいつか作品作るね。 (2019年8月4日 19時) (レス) id: e2657486e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音乃@りんな | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年8月4日 15時

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