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ジタバタするものの、裕太の腕にしっかりとホールドされてしまい、あっという間にベッドへ到着。
玉「熱は?測った?」
A「ありがと。本当大丈夫だから気にしないで裕太寝て?」
玉「もー、Aちゃんさ、こんな時くらい甘えていいんだよ?そうやって気遣ってばっかだからストレス溜まって倒れちゃうんだよ」
別に気遣ってるつもりないんだけどな…
玉「でも俺以外に甘えるのはやめてね」
そう言って、ほいっとポカリを渡される。
A「ありがと」
玉「確か体温計このへんだったよね?」
テーブルの引き出しをがさごそ漁り出す裕太。
A「あ、うん。その右の引き出し」
玉「あ、あった!はい、ちゃんと測ってね」
A「…わかりました」
玉「じゃ、俺もベッド入るとするかな」
お邪魔しまーすとか言いながら、もぞもぞ入り込んでくる。
A「えっ、ちょ!」
熱測り中で私が動けないのをいい事に強行突破してきたな。
元々大の字で寝たいからってセミダブルにしたけど、やっぱり2人入るとさすがに狭い。
玉「ふふ、あったかい」
pipipi
玉「その音は鳴りましたね。貸して?」
渋々渡そうとするとパッと取られた。
玉「え、38.8?!本当大丈夫なの?」
のんびり屋さんが珍しく焦ってる。
A「寝てれば治るでしょ」
玉「寝ても熱下がってなかったら一緒に病院行こうね。もう寒くない?」
A「うん。裕太が来てから寒くなくなったよ」
玉「んふ。よかった。じゃぁ寝ますか」
A「うん。おやすみ」
さっきは寝付くまであんなに時間がかかったのに、隣に裕太がいるだけですごい安心して、のび太くん並にすぐ寝ることができた。
−楽屋をノックしようとしたら中から聞こえる私の名前。
北「Aさ、今年も正月早々倒れるとかマネージャー失格じゃね?」
2「中井さんと2人ってわかってたんだったら予防するとかさ、してほしかったよね」
千「おかげで俺ら帰るのも遅くなっちゃったし」
渉「ちょっとさ、ひどすぎるよね。俺次ジャニーさんに会ったら今回のこと言っとくわ」
太「今回ので見損なったー」
宮「なんかAの信頼なくしたよね」
玉「もうマネージャー変えてもらおうよ」
みんなあんな優しい言葉かけてくれたのに、そんな風に思ってたの…?
なんか、息が苦しい。
息ができない。
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pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» いつもコメントありがとうございます!(^^)玉ちゃんとどうしていこうか、ある程度は考えているのですがまだまとまらず、書きながら考えてます笑。こんな作者ですがこれからもお付き合いお願い致します|ω・) (2018年1月25日 1時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - キンプリのマネージャー……異動とは辛いですねどっちにしろ玉ちゃんとの関係性が気になりすぎてます!!どうか異動だけはって感情的になって読んでしまいました笑 (2018年1月24日 3時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)
pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» こんばんは!コメありがとうございます(^^) 社会人のため、なかなか更新できませんがちょこちょこでも書いていけるよう頑張ります!待ってる方がいてくれるだけで幸せです(o^^o) (2018年1月17日 0時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - こんにちは!初コメです。とっても面白くて続きが気になってうずうずしてます!更新楽しみに待ってるので頑張って下さい!! (2018年1月16日 1時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sakura | 作成日時:2018年1月14日 21時