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A「中井さんすみません、ちょっと自販機行ってきますね。もうすぐみんな帰ってくると思うので、急いで準備するように言っといてください」
中「わ、わかりました!」
なんか温かいものでも飲んで気持ち落ち着かそう。
歩く度に頭がガンガンするから自然と歩くペースも遅くなってしまう。
自販機までそう遠くないのに来るだけで一気に体力消耗された感じがした。
ほっとレモンのボタンを押して安心したのも束の間。
やばっ、立ちくらみ…
どうしようもなくその場にうずくまる。
落ち着けA、大丈夫。
少し休憩したら元気に楽屋に戻ろう。
「A?どうした?腹でも痛い?」
後ろから聞こえる優しい声。
A「ミツ…」
北「中井さんに聞いたら自販機行ったって言ってたから」
A「大丈夫!ごめんね待たせちゃって」
北「おっと」
急いで立ち上がろうとしたけどやっぱり立てずミツに支えられてしまう。
A「あ、あは。バランス崩しちゃ…」
北「ちょっとごめん」
咄嗟に笑顔を取り繕ったが、すぐおでこにミツの冷たい手が伸びてきた。
北「げ…お前すげー熱。いつから我慢してた?」
…やばい。
A「大丈夫だよ」
北「亮太に電話するわ。Aは帰りな」
A「本当に大丈夫だから!亮太は休ませてあげて」
北「これのどこが大丈夫って言うんだよ」
玉「ねぇ2人とも何やってんの?もう行く準備出来たよ」
A「裕太!ごめん、すぐ行くね」
ミツに支えられてる手を振りほどこうとするがなかなか離してくれない。
玉「Aちゃん、寒いの?ここ、こんな暑いのにコート着てるしそれ、ほっとレモンじゃない?」
北「こいつ熱あるのに帰らないって。玉から説得してやって」
玉「えっ、大丈夫なの?寒いなら尚更やばくない?」
A「だいじょーぶ…」
玉「俺らは大丈夫だからさ、Aちゃんはタクシーでお家帰って寝てな。車は俺が運転して帰るから。中井さん1人でも俺らが居たら大丈夫っしょ」
これは去年のデジャブでしょうか…
楽屋に帰ってもメンバーの優しさに泣きそうになる。
太「A、しんどいな。ちゃんとあったかくして寝ろよ」
渉「お粥作るなら生姜たっぷり入れてね」
宮「しんどい時はアニメ見たら元気になれるよ!」
ニカ千「「寂しくなったらいつでもLINEしてね!」」
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pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» いつもコメントありがとうございます!(^^)玉ちゃんとどうしていこうか、ある程度は考えているのですがまだまとまらず、書きながら考えてます笑。こんな作者ですがこれからもお付き合いお願い致します|ω・) (2018年1月25日 1時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - キンプリのマネージャー……異動とは辛いですねどっちにしろ玉ちゃんとの関係性が気になりすぎてます!!どうか異動だけはって感情的になって読んでしまいました笑 (2018年1月24日 3時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)
pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» こんばんは!コメありがとうございます(^^) 社会人のため、なかなか更新できませんがちょこちょこでも書いていけるよう頑張ります!待ってる方がいてくれるだけで幸せです(o^^o) (2018年1月17日 0時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - こんにちは!初コメです。とっても面白くて続きが気になってうずうずしてます!更新楽しみに待ってるので頑張って下さい!! (2018年1月16日 1時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sakura | 作成日時:2018年1月14日 21時