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北「で?お前はどう思ってんの?」
A「んー、なんかまだ実感がわかないというか...」
北「チーマネとかやるじゃん。お前新人の時、あんなオドオドしてたのにな」
あっあっあって笑うミツの笑い方はこっちまで元気が出る。
A「もう7年だからね。なんかすごい早かったわ」
北「最初研修で来てた時なんてまだ大学生だったし
関西弁も混じってたし?」
A「もうすっかり東京かぶれですよ笑」
北「あー、今年やっと5大ドーム制覇だったのにな。Aいないとか考えられないわ」
A「わたしも一緒に回りたかったっ...」
今まで我慢してた糸が切れたように涙が溢れてきた。
北「おいおい泣くなよ〜。休みだったらいつでも見にこればいーじゃん」
A「なんで異動とかあるの?なんで私なの?」
北「それはお前が今まで頑張ってきたから、それを認めてもらったんじゃん?すげー事だと思うぜ?」
A「みんなと離れたいから頑張ってきたわけじゃないよ...」
そこからミツは何も言わず、泣き止むまでずっと私の背中をさすりながら待っていてくれた。
北「もう大丈夫?」
A「ん...みっともない姿見せちゃってごめんね」
北「よし!肉食いにいこーぜ!」
A「出たよ肉...」
北「こんな時こそ肉食わねーと!ほらほら!」
そうして無理矢理に青山にある焼肉屋さんに連れてこられた。
A「...おいしいっ!」
北「だろ?もっと食え食え〜!」
焼肉なんて食べる気分じゃなかったけど、1口食べるともう肉の虜。
A「ミツっていつもわたしがピンチの時に助けてくれるからタキシード仮面みたいだね笑」
北「え、俺まもちゃん?笑」
A「うん、まもちゃん笑」
北「お前はしんどい時も全部自分で解決しようとしてさ、俺らに相談したりしねーから、よく見とかないと倒れちゃいそうで怖いんだわ」
北「もっと俺らのこと頼ってよ?」
肉をひっくり返しながらこんな男らしいセリフを言えるのはこの世でミツしかいないと思う。
A「うん、ありがと」
北「あと異動するまでに玉ともちゃんとケリつけとけよ」
A「裕太と?」
北「この休みの間になんかあったろ?」
A「あー、えーっと、うん...」
ミツは何でもお見通しだ。
北「余計なこと考えなくていいから、自分の気持ちに正直になった方がいいよ」
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pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» いつもコメントありがとうございます!(^^)玉ちゃんとどうしていこうか、ある程度は考えているのですがまだまとまらず、書きながら考えてます笑。こんな作者ですがこれからもお付き合いお願い致します|ω・) (2018年1月25日 1時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - キンプリのマネージャー……異動とは辛いですねどっちにしろ玉ちゃんとの関係性が気になりすぎてます!!どうか異動だけはって感情的になって読んでしまいました笑 (2018年1月24日 3時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)
pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» こんばんは!コメありがとうございます(^^) 社会人のため、なかなか更新できませんがちょこちょこでも書いていけるよう頑張ります!待ってる方がいてくれるだけで幸せです(o^^o) (2018年1月17日 0時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - こんにちは!初コメです。とっても面白くて続きが気になってうずうずしてます!更新楽しみに待ってるので頑張って下さい!! (2018年1月16日 1時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sakura | 作成日時:2018年1月14日 21時